Windows10 +VirtualBox でUbuntu16.04環境をつくる
PythonSDKでPepperを操作したいが、どうやらWindows10(64bit)ではPythonSDKが動かないらしい。
Linux環境では動作するようなのでVirtualBoxを使ってWindows10にUbuntu16.04環境を作ることに。
Ubuntuの最新バージョンは18.04 LTSであるが、こちらで試したところうまくPython2.7のライブラリがうまく動作しなかったので今回は16.04を使います。
以下開発環境
Windows10 Home (64bit)
VirtualBox
Ubuntu16.04
手順としてはVirttualBoxをインストールし、Ubuntu16.04のISOイメージを読み込ませて仮想環境を作っていきます。
①ViirtualBoxのインストール
以下からVirtulBox5.2.16をダウンロードします。
https://www.virtualbox.org/wiki/Downloads
今回はWindows環境なので「Windows Host 」を選択します。
ダウンロードしてきたらファイルを実行し、指示に従って進みます。
②Ubuntu16.04のISOファイルのダウンロード
Ubuntuの公式ページで過去のバージョンを探してもなかなか見つからなったので、
以下のページからISOファイルを取得します。
http://old-releases.ubuntu.com/releases/
今回取得するのは「Ubuntu 16.04.4 LTS (Xenial Xerus)」です。
③仮想環境構築
①、②が完了したらいよいよ仮想環境を作っていきます。
まずVirtualBoxを立ち上げ、「新規」を押します。
最初の画面で「名前」、「タイプ」、「バージョン」を入力していくのですが、ここで
注意しなければならない点があります。
今回の場合「タイプ」はLinux、「バージョン」はUbuntu(64bit)を選択するのですが、
もしかしたら選択画面に32bitしか表示されないかもしれません。
僕の場合はWindowsの仮想化支援機能がオフになっていたので、この機能を有効化することでうまく表示されました。
この機能の設定についてはまた別の記事でまとめます。
メモリーサイズを設定し、「作成」ボタンを押します。
次の画面でも同様に「作成ボタン」を押します。
これで無事にUbuntu環境が作成できましたので、次に仮想環境の設定を行っていきます。
まずホスト・ゲスト環境間でコピー・ペーストが行えるよう、
設定画面の「一般」→「高度」のクリップボードの共有、コピーアンドペーストを
「双方向」に変更します。
以上の設定が終わったら、最初の画面に戻り起動をクリックします。
Ubuntuの画面が起動しますので、画面の指示に従って進んでいきます。
途中いくつか確認項目がありますが、僕はデフォルトまま進めていきました。
言語設定は「日本語」、地域は「Tokyo」です。
パスワード等入力し終えるとインストールが始まります。僕の場合は10分前後かかりました。
インストール完了後、一度シャットダウンし、再度起動するとUbuntuの画面を表示することが出来ます。