環境
Windows10 64bit
Anaconda3
Python3.6.5
GPU Nvidia GTX1050
①VisualStudio2017のインストール
以前の記事を参考にインストールします
②CUDA・cudnnのインストール
これも上記記事を参考にインストールします
ただし今回はCUDA10.0をインストールしてください(cudnnもCUDAのバージョンに合わせます)
③OpenCVのインストール
ここからOpenCV3.4.0のWindows版をインストールします
インストール後、C直下に「opencv_3.0」というディレクトリを作成し、そのフォルダ内で展開しておきます。
また、「C:\opencv_3.0\opencv340\opencv\build\x64\vc14\bin」を環境変数に追加しておきます。
④VisualStudioからdarknetをコンパイルする
以下からdarknetのソースを取得します
まず初めにGPU、OPENCVを使用する場合にはmakefileを編集しておきます。
darknet/にあるmakefileを開き、最初のGPU=とOPENCV=を「0」→「1」に変更しておきます。
次にbuild/darknet/darknet.slnをVisualStudioで開きます。
その後以下の手順でコンパイルします
1.構成:Releaseに変更
2.プラットフォーム:x64に変更
3.「ビルド」→「ソリューションのビルド」
これでbuild\darknet\x64にdarknet.exeができているはずです。
※CUDAが10.0以外の場合には、プロジェクト欄のdarknetを右クリックし、
「ビルドの依存関係」→「ビルドのカスタマイズ」でCUDA10.0のチェックを外し、使用するバージョンに変更してください。
⑤重みファイルのダウンロード
以下から重みファイルをダウンロードし、build\darknet\x64に保存しておきます。
⑥テスト
build\darknet\x64ディレクトリに移動し、以下のコマンドでYolov3を動かしてみます。
darknet.exe detector test data/coco.data yolov3.cfg yolov3.weights -i 0 -thresh 0.25 dog.jpg